ホンダの「新型グレイス」の変更点として、外装はフロントグリルと前後のバンパーデザインが変更されました。
またインラインタイプのLEDヘッドライトをHYBRID LX/EXに標準装備しています。そして新たなボディカラーとして、「ブリリアントスポーティブルー・メタリック」と「ルナシルバーメタリック」が追加されました。
全体的にスポーティーで洗練されたデザインとなっているのが特徴です。
内装は、全グレードでシート表皮が一新されました。
またタイプ別でフロントマップランプとルームランプにLEDが採用されています。上質さにこだわった装備へと進化したのがわかる変更となっています。
パワートレインにはスポーツハイブリッドi-DCDを採用することで、JC08モード燃費34.8km/Lを達成しました。
モーターのパワー向上と、ハイブリッドシステムを制御するコンピューターセッティングの最適化などが行われたことで、ターボ車にも劣らないパワフルさと燃費向上が実現しています。
そして大きな変更点として挙げられるのが、ホンダセンシングが搭載されたことです。以前のタイプには低速域衝突軽減ブレーキと誤発進抑制機能が備わったシティブレーキアクティブシステムが搭載されていました。
しかし今回はフロントグリル内に設置したミリ波レーダーとフロントウインドウ内上部に設置した単眼カメラによって安全運転を支援してくれます。
それに加えて、オートハイビームも新たに採用されました。夜間走行時に専用のカメラで対向車や前走車を検知し、ハイビーム、ロービームに自動で切り換えてくれるので、ドライバーの良好な視界確保に貢献してくれます。
マイナーチェンジ前のガソリンエンジン車は、175万~197万円という価格になっていましたが新型モデルでは2万円の値下げとなっています。また同様にハイブリッド車の価格も値下げとなっています。
また、「新型グレイス」は福祉車両も用意されています。