日産のプレミアム・セダンとしてハイブリッドシステムなど先端技術が投入されているスカイライン。その昔は、スカイラインは、若い人に向けた自動車でしたが、今では大人に向けた自動車に生まれ変わったような感じです。
今回のマイナーチェンンにより、エクステリアなどが一新したのでご紹介します。
スカイラインの胸が躍るようなエクステリアについて

今回のマイナーモデルチェンジしたスカイラインは、胸が躍るようなエクステリアデザインを採用しました。
「Type SP」のエクステリアデザインは大型化したフロントグリルに立体構造のバンパーを組み合わせることで、スポーティーなイメージを演出。
「Type P」や「350GT HYBRID」のエクステリアデザインは、大型化したフロントグリルにフラットなラインでデザインされたバンパーを組み合わせることで、洗練されたイメージに仕上げました。
リヤデザインは透明感がある「LEDリヤコンビネーションランプ」を採用することで、上質な雰囲気が感じられるようになりました。プレミアム感がある「インペリアルアンバー」をはじめ、全9色のボディーカラーを用意した上、スクラッチシールドも展開しました。
スクラッチシールドは軟質樹脂を使った塗装で、洗車キズやちょっとしたひっかきキズであれば、時間が経てば、ほぼ元通りに復元します。
更に、新しくデザインされた切削光輝19インチアルミホイール(Type SP)を採用しました。18インチアルミホイール〔クロームカラーコート〕(Type P)を新しく標準設定。
ご紹介したようにフロントグリルとバンパーのデザインが変わり、エクステリアが一新されましたね。全体的にスポーティーなイメージが押し出されている感じで、見るものを魅了する感じです。
スカイラインのスポーティーかつ上質なインテリアについて




マイナーチェンジよって、室内空間がスポーティーかつ上質なイメージを演出することに成功しました。
例えば、ステアリングホイールは、太くすることで、心地よく握れるようにしました。更に小型化されたホーンパッド、剛性感を高めたスポークを採用し、スポーティーさをアピール。
本革の他、マットクローム、ピアノブラックといった素材を使い分けたシフトノブは握りやすく仕上がりました。ステッチを施したインストルメントパネルを採用するなどして、よりプレミアム感が増した室内空間を演出。
グレーになったリング照明(アナログメーター)を採用し、ツインディスプレー(センタークラスター)と同じ色合いにすることで、精巧な仕上がりとなりました。メーカーオプションで「アンビエントライトシステム」を採用し、利便性や上質感が向上しました。




このように、ステアリングやシフトノブなどのデザインを一新することで、スポーティー&上質さが室内空間に加わりました。
また、職人技が光るステアリングやシフトノブは、日産のこだわりが感じられます。
スカイラインとISのボディー、室内空間、エンジンなどの比較について




スカイラインとISはライバル車としてよく登場しますので、スカイライン 200GT-tとIS300のボディー、室内空間、エンジンなどを比較します。
ボディーに関しては、スカイライン 200GT-tはIS300と比較して、全長は135mm、全幅は10mm、全高は20mm大きくなっています。
室内空間に関しては、スカイライン 200GT-tはIS300と比較して、室内長は55mm大きく、室内幅は20mm、室内高は10mm小さくなっています。
エンジンに関しては、スカイライン 200GT-tはIS300と比較して、最高出力は34PS小さく、最大トルクは同じ、燃費は0.2km/l劣っています。
車両重量は、スカイライン 200GT-tはIS300と比較して、40kg重いです。
ボディー:(全長:4815mm 全幅:1820mm 全高:1450mm)
室内空間:(室内長:2000mm 室内幅:1480mm 室内高:1180mm)
車両重量:1670kg
燃費(JC08モード):13.0km/l
エンジン:(最高出力:211ps(155kW)/5500rpm
最大トルク:35.7kg・m(350N・m)/1250~3500rpm)
ボディー:(全長:4680mm 全幅:1810mm 全高:1430mm)
室内空間:(室内長:1945mm 室内幅:1500mm 室内高:1170mm)
車両重量:1630kg
燃費(JC08モード):13.2km/l
エンジン:(最高出力:245ps(180kW)/5800rpm
最大トルク:35.7kg・m(350N・m)/1650~4400rpm)
まとめ
マイナーモデルチェンジしたスカイラインをご紹介してきましたが、大幅に刷新されたエクステリアによって、スポーティーさと質感が向上したような感じがしますね。
インテリアについては、職人技を随所に盛り込んであり、こだわりが感じられます。
ライバル車のIS300と比較すると大柄なボディーである分車両重量も重く、エンジンのパワーや燃費でも少し劣っていることが残念な感じがします。
これから、スカイラインを購入する人の参考になれば幸いです。