イベントなどでよく使われるトヨタ・センチュリーってどんな車?

トヨタセンチュリーってイベントで見かけるけどどんな車なの?

2018年に、トヨタグループの創始者・豊田佐吉の生誕100年を記念してフルモデルチェンジしたセンチュリー。

センチュリーは、トヨタが誇るショーファーカーで、各界のVIPが愛用しています。

21年ぶりにフルモデルチェンジしたセンチュリーは、匠の技を取り入れつつ、ハイブリッド化され、環境性能、乗り心地、静粛性、走行安定性などに磨きをかけました。

この記事ではトヨタ・センチュリーをエクステリア、インテリア、走りや安全装備に分けて紹介します。

トヨタ・センチュリーのエクステリアについて

トヨタ・センチュリーのエクステリアは、静的なバランスを保持しながら、後部座席がメインとなるオリジナルのデザインを施しました。

重厚なクォーターピラーが印象的なサイドビューは、後部座席を強調することができ、VIPを送迎するセンチュリーらしさをアピールしました。

ドア断面の美しいカーブや屏障具の柱の面処理の技法を用いたショルダー部のキャラクターラインが美しい輝きを放ちます。

トヨタ・センチュリーのフロントセンターに鎮座する鳳凰エンブレム。

このエンブレムには、工匠が金型を彫る事で、翼や羽毛が鮮明に描かれています。

エンブレムを配置するフロントグリルは七宝文様で彩られ、二重の構造にすることで品位が感じられる仕上がりとなっています。

伝統的なデザインとして知られる七宝文様は、同一サイズの円を重ねて描かれます。

トヨタ・センチュリーのボディーカラーには、新しく開発したエターナルブラック・神威を採用。

この色は、漆黒感を高める7層もの塗装が施され上、研ぎや磨きを加えることで奥深い艶が感じられるようになりました。

漆塗りのように、3回の水研ぎを行ったあと、鏡面仕上げを施すことにより、美しい輝きを放つようになります。

紹介したトヨタ・センチュリーのエクステリアには派手さはありませんが、重厚感や安定感があり、気品が漂う外装パーツによって彩られています、

トヨタ・センチュリーのインテリアについて

トヨタ・センチュリーはホイールベースを延長し、後席空間の広げることによって、膝まわりや足元にゆとりを増やしました。

乗降性を向上させるために、スカッフプレート(後席)とフロアの段差を減らし、フラット(フロアマット装着時)に仕上げました。

本杢オーナメントによって前席と後席の室内空間を区切りつつ、折り上げ天井様式を採用することで、天井のセンターを高く凹ませました。

更に、紗綾形崩し柄の織物をあしらった天井によって、後部座席の格の高さをあらわしました。

リヤシートには、電動オットマンやリフレッシュ機能を採用することで、快適性を追求しました。

臨場感がある室内空間を演出するために、11.6インチリヤシートエンターテインメントシステムを採用した上、12chオーディオアンプやスピーカー(20つ)を配置しました。

オーディオをはじめ、エアコン、シート、リフレッシュ機能、カーテンなどの操作が可能な7インチ大型タッチパネルが後席アームレストに装備されています。

紹介したトヨタ・センチュリーのインテリアは、VIPが愛用するだけあって、一つ一つのパーツに拘りが感じられ、豪華な上、気品が漂いますね。

トヨタ・センチュリーの走りや安全装備について

トヨタ・センチュリーのパワーユニットには、V型8気筒5.0Lハイブリッドシステムを採用し、円滑で余裕がある走行を獲得した上、環境性能も向上しました。

AVS機能付電子制御エアサスペンションをメインにして、構造用接着剤によって高いボディ剛性を実現したり、タイヤ、サスペンションアームやブッシュ、マウントなどのゴム部品をチューニングしたりすることで、ソフト&フラットな乗り心地を実現。

隙間なく設置された防音材によって、防音対策もしっかり行いしました。

エンジンを始動する際の音や振動に対しては、アクティブノイズコントロールによって対応し、静かな室内空間を実現しました。

トヨタ・センチュリーに搭載されるハイブリッドのスペックは、次の通りです。

 

エンジン 型式 2UR-FSE
排気量 (cc) 4,968
最高出力 (kW[PS]/rpm) 280[381]/6,200
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 510[52.0]/4,000
モーター 最高出力 (kW[PS]) 165[224]
最大トルク(N・m[kgf・m]) 300[30.6]
システム全体(kW[PS]) 317[431]
駆動用バッテリー ニッケル水素

 

一方、トヨタ・センチュリーには、VIPを守る先進的な安全装備として、Toyota Safety Senseやヘルプネット、ブラインドスポットモニター、パーキングサポートアラートが用意されています。

Toyota Safety Senseには、プリクラッシュセーフティ(PCS)をはじめ、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、アダプティブハイビームシステム(AHS)といった機能があります。

プリクラッシュセーフティ(PCS)は、前にいる車や歩行者(昼間)を察知することで、衝突を回避する支援をしたり、被害を低減したりします。

レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)は車線からの逸脱が予想された場合に、警報を鳴らすとともに、ステアリングをコントロール。

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)は、前方を走る車両と車間距離を保持して追従すします。

アダプティブハイビームシステム(AHS)は、LED(片側24個)の点灯や消灯をコントロールすることで、前方の車に対しては遮光しつつハイビームで照らします。

ヘルプネット(エアバッグ連動付)は、専門オペレーターが事故の際に、警察などに取り次いでくれたり、エアバッグが作動すると自動的にオペレーターに繋がったりします。

更に、D-Call Netにも対応しています。

D-Call Netは、データによって、重症度を推測し、ドクターヘリなどの早期出動を判断します。

ブラインドスポットモニターは、隣の車線の死角にいる車を察知します。

パーキングサポートアラートは周囲の状況を察知して、駐車をアシストします。

パーキングサポートアラートは、後方(左右)から近づく車をレーダーで察知するリヤクロストラフィックアラートと、低い速度で走行している時に、車の前にあるコーナーや車の後にある障害物を超音波センサーで察知するクリアランスソナー&バックソナーを合わせた名称です。

まとめ

トヨタ・センチュリーをエクステリア、インテリア、走りや安全装備に分けて紹介しました。

VIPに選ばれる車だけあって、エクステリアには重厚感や気品が漂いますね。

インテリアについては、派手さはないものの、1つ1つのパーツにこだわりが感じられ、和のテイストも盛り込まれており、特別な日本車という印象があります。

走りについては、ハイブリッド化されたパワーユニットは高出力、高トルクなことはいうまでもなく、環境性能にも配慮された仕上がりとなっています。

安全装備については、Toyota Safety Sense を中心とした鉄壁の守りによって、VIPを保護するという信念が感じられます。

この記事がセンチュリーを購入しようと考えている人の参考になれば幸いです。