初めての車、今乗っている車から買い替えようとして悩んでいる。
替えたいけど、漠然としていて新車にしようか中古車にしようか悩んでいる。
そういった悩みは誰でもある悩みです。
そこで、今回は新車購入、中古車購入のメリットとデメリット。購入後の心理についてまとめました。
- 新品の車に乗れる
- 最新に乗れる
- 好きな色や内装を選べ自分好みにできる
- 妥協しなくて良い
- カーディーラーの保証が受けられる
- 新車時の特典(延長保証やメンテナンス保証など格安で入られる)
- 点検のお知らせなどがくる
- 価格が高額
- 納車まで時間がかかる
- オプションなどで価格が上がる
- メーカー品、ディーラー品は割高
- ほしい車が格安で買える
- 納車までの時間が早い(一部例外あり)
- 旧車が手に入る
- コンプリートカーが出回るときもある
- 車両、内装の状態が良くない個体もある
- 見えない部分(エンジン、エアコンなど)の不安
- カーディーラーの保証を受けることが難しい
- 実物でないとわからないこと(匂いや色褪せなど)がある
- 点検のお知らせなど無く自分自身で時期を見極める
- 保証期間が短い
- 人気の旧車は高い
それぞれのメリットとデメリットはおおよそこのくらいでしょう。
もうひとつ大事なのが購入後に乗るときや運転するときの心理です。

特に初めての車が中古車の場合は、ぶつけても「どうせ、中古で買ったから」と思えるのが中古車です。よって、運転が荒くなったり、中古車だから乗り潰せばいいという考え方になる傾向が見られます。
また、オイル交換やタイヤ交換、車検などのメンテナンスを低コストで済ませてしまったり、法定点検である一年点検をおろそかにしてしまったりします。中古車の場合、点検の時期などは自分自身で把握しなければならないため、点検を忘れてしまったり、最悪の場合、車検切れに気づかずに乗り続けてしまう恐れもあります。
中古車を購入した場合には、点検時期を携帯電話のスケジュールに入れておくといった忘れない対策をすることが必要です。
また、万が一に備えて点検のことやメンテナンスのことを相談できる店舗を決めておくと良いでしょう。もちろん、中古車を買ったお店に認定整備工場があったり、整備士がいればそれに越したことはないです。




対して、新車を購入した場合にはぶつけちゃまずいと思うことが大半です。
よって、慎重な運転を心がけることも多くなり、結果として安全運転になりやすいと言えます。
しかし、慎重になりすぎてほかの車の迷惑になる可能性もあるので、円滑性と慎重さのバランスが大切です。
新車を購入することになるとカーディーラーに出向き、ディーラーでの納車になることがほとんどのケース。新車へ乗り替えの際、自身がディーラーへ行き新車で帰宅する方が良いでしょう。
なぜなら、新車を購入したという実感を味わえると同時にお店の人たちのお見送りなどがあり、充実感があるからです。
中には、自宅まで納車しに来て欲しいという方もいると思います。実は、カーディーラーからすると自宅納車は正直したくないようです。
なぜなら、納車をするため自宅へ向かう途中で万が一事故に遭ったりした場合、カーディーラーの責任になることが多いからです。また、キズがついた場合などは納期が遅れてしまい、迷惑をかけてしまうため、カーディーラーとしてもお店の損害につながるからです。
新車での生活が始まると、点検のお知らせなどはディーラーからしてくれます。郵送で教えてくれたり、電話をかけてきたくれたりします。無料点検(ほとんどの場合は1ヶ月点検と6ヶ月点検)はディーラーで受けることでしょう。しかし、有償点検(1年点検や車検)は安く済ませようとして、格安点検工場で受けることもあるかと思います。




筆者としては、有償点検もディーラーで受けることをおすすめします。その理由は、新車ならではの不具合、それぞれのメーカーならではの特徴や車種ならではの特徴がある場合、それらを熟知したディーラーの整備士が適切な整備をしてくれるからです。
さらには、メーカー推奨品、車種によっては車種独自の部品があります(特にスポーツカーやスーパーカーと言われる車)。独自の部品はディーラーでないと手に入らないことも多く、リビルト品(再生部品)などでは相性が良くなかったりする可能性もあります。
このような理由から、多少割高であってもディーラーで点検や整備をした方が良いと考えられます。
中古車市場には多くの車が出回っており、現代ではインターネットや携帯電話で情報収集ができる便利な世の中になりました。新車ですらインターネットで購入することができる時代。情報収集にはインターネットはうってつけのツール。




ですが、車は安い買い物ではありません。人生でも2番目に高い買い物(1番は家です)と言われるほどの買い物です。一部のデータによると、車の買い替えサイクルとして平均的に7年から10年ほどと言われています。
つまり、車を買ったら、おおよそ10年近くはその車に乗り続けるということが言えます。
このようなことからも車を買うときには、
・車を買うときには新車でも中古車でも実物を見る
・購入後のメンテナンスや点検のことも考えておく
・いざというときに相談できるお店を確保しておく
上記のことが最低限必要になってくることです。
先ほども述べたように、車は高い買い物。
「このくらいでいいか…」「安く買うために我慢するか…」と妥協してしまうと「やっぱり買うときに諦めなければよかった」となります。
後悔をしないためにも、多少の無理をしてでも納得できる車を選んで買った方が断然良いです。諦めず納得して買った車であれば、愛着がわき、長く付き合えます。
最後に、妥協せず後悔をしない車を買うためにも、自分自身の理想を実現するためにも、新車でも中古車でもたくさん悩んで比較して買うことをおすすめします。