軽自動車って小さいから室内空間が人い方が良い!そう思われる方も多いと思います。
そこで今回は、室内空間が広めなスーパーハイトワゴンと呼ばれるジャンルの軽自動車5車種をピックアップしてそれぞれの特徴を解説します!
ホンダ N BOX

言わずと知れたスーパーハイトワゴン軽自動車の王道ともいえる車がN BOXです。
スタイリッシュな外観のデザインもそうですが、インテリアがかなりスポーティに作られていて、軽自動車ではなく1クラス上の車に乗っているのではないかと錯覚してしまうほどです。
この車の特徴的な部分として、現行モデルに搭載されているVTECエンジン。VTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)を簡単に言うと、エンジンの回転数に応じてバルブの開閉を可変させてより効率的にエンジンを回し動力を増幅させるというもので、軽自動車には初採用となりました。
これにより軽自動車とは思えないスムーズな加速を実現し、軽自動車とは思えない上質な走りを可能にしました。「軽自動車=セカンドカー」という概念を壊した立役者と言える車です。
日産 デイズルークス




デイズルークスは「ママ向け」の快適装備が充実したスーパーハイトワゴンです。
運転手自身への快適装備としてフロントドアのUVカット率99%のガラスを採用し日焼けしにくくなっています。同乗者(特に小さい子供)向けの装備としては、助手席背面に設置されているパーソナルテーブル。
これがかなり工夫されていて、タブレットが置けるようになっていたりベビーマグがすっぽり入るドリンクホルダーまで装備しています。さらに快適装備としては室内の空気を循環しやすくなるように天井にサーキュレーターを完備しています。
助手席と後席のスライド幅が長くなっているので、ママが運転中でも後席の子供へ気がかけられるような工夫がなされています。「お母さん専用の車」を探しているならこのデイズルークス一択でしょう。
姉妹車として、三菱のekスペースがあります。
ダイハツ タント




タントは助手席側のドアとスライドドアの間にあるセンターピラー(柱)を失くしたことで乗り降りや荷物の積載をしやすくしたという特徴を持っています。
柱がないと強度的にも問題があるのでは?と思いがちですが、その分2枚のドアの剛性を高めているので非常に安全です。このピラーがないことにより、2枚のドアを開けた時の解放感が非常に良くなっています。
この効果として、乗り降りがしやすくなるだけでなく、ベビーカーなどの大型の荷物の積み下ろしが楽になりました。さらに小さい子供がいる際に頭や体を打つといった危険性がなくなるといった効果もありますね。
室内長も1355mmと高めなので、小学3年生ぐらいの子供であれば室内で立ったまま行き来ができたり着替えもできるのが良いですね。
姉妹車として、スバルのシフォン(シフォンカスタム)があります。
ダイハツ ウェイク




ウェイクの特徴として挙げられるのは「クラストップの広さ」です。
「ドデカく使おう」のキャッチフレーズに負けない広さを誇っています。室内高は圧巻の1455mmです。この室内高は商用バンとして人気のトヨタ・ハイエースや日産・キャラバンをも凌駕します。
この車の広さを最大限に使うためにおススメの使い方は「2列目をフラットにする」使い方。乗車人員は2人になってしまいますが、かなりの量の荷物を積むことができるのが最大のウリです。
スーパーハイトワゴンはどちらかというとファミリー層向けの車が多い印象ですが、このウェイクは「趣味志向」が強い車であると言えます。
ラゲッジスペースが防水になっていたりするので、サーフィンなどのマリンスポーツやスキーなどのウィンタースポーツなどのアウトドアのアクティビティに向いていると言えますね。
姉妹車として、トヨタのピクシスメガがあります。
スズキ スペーシア




スペーシアは、アイドリングストップシステムやS-エネチャージ等による燃費向上のテクノロジーがふんだんに導入されていることにより、ノンターボエンジン搭載車の中ではクラストップレベルの燃費32.0km/lを達成していることが最大の特徴として挙げられます。
更に特筆すべきポイントは安全性能が挙げられますね。スズキの予防安全技術「スズキセーフティサポート」が標準装備となっています。これには車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、標識認識機能(全方位モニター用カメラパッケージ装着車のみ)、先行車発信お知らせ機能の5つの機能が備わっています。
さらに凄い点として衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる緊急ブレーキ)が全グレード標準装備となっているのもうれしいですね。
燃費と安全性能を最優先に考えるのであればこの車がおススメですね。姉妹車として、マツダのフレアワゴンがあります。
まとめ
このように、一口にスーパーハイトワゴンと言っても様々な特徴があることがわかったと思います。
走行性能やママ向け、積載力や安全性能・・・。自身が求める性能に合わせて車選びをすると楽しいのでぜひ実践してみてくださいね!