ダイハツの新型ミラ イースが登場しました。
軽自動車に求められるニーズに応えるべく開発された新型ミライースはどのように変わったか、アルトとの比較を含めご紹介します。
目次
新型ミラ イースのエクステリア&ボディーについて

新型ミラ イースのフロントビューはドアやフェンダーと一体感が感じられるバンパーが前方に張り出すことにより安全や安心感を演出し、新しく開発されたLEDヘッドランプと組み合わされシャープなイメージを表現。
サイドビューは優れた空力を得るために傾けられたピラーと印象的なサイドウィンドゥにより、視界が拡大することで、安心感が増しました。
フラットなベルトラインと立体的なドアの形状の組合せによって、ワイドなイメージが感じられます。
リヤビューは、ブラックのガーニッシュ(バックドアガラスのサイド)によって優れた空力とワイドなイメージを獲得した上、バンパーのコーナーやデザインによって安定感を演出。
軽量化されたホイールは、シャープなイメージの中にも力強さや精密さを併せ持ったデザインを採用。
ボディーにはDモノコックをはじめ、最適化された足回りパーツ、樹脂パーツ、合理化された内外装パーツを採用したことにより、先代より最大で80kg 軽くなりました。
樹脂パーツを採用したフロントフェンダーやバックドア、燃料タンクなどにより軽量化。
新型ミラ イースの新しくなったインテリアについて




広くフラットなデザインのインストルメントによって、スッキリしておりシンプルな室内空間を実現しました。
都会的で落ち着いたイメージを演出するためにインテリアカラーはブラックをメインに採用。
ブラックとグレーのツートンカラーを施したシートは手触りがよく、高級感が漂います。
新型ミラ イースの走りや燃費について




新型ミラ イースにはKF-VE型エンジン+CVTを搭載しました。
アクセル操作、スロットル開度、変速線図の関係を刷新することで、レスポンスよく加速するようになりました。
軽自動車ではトップクラスとなる35.2km/lの低燃費を実現しました。
軽量化された車体に対応し、走りに関連するパーツ(サスペンション、アブソーバー、ステアリング、13インチタイヤなど)の特性や制御を刷新。
シリンダー径のサイズを大きくしたアブソーバーには、超飽和バルブと専用ベースバルブを採用し、優れた操舵応答性と乗り心地を実現しました。
新型ミラ イースの利便性や快適装備などについて




自発光式デジタルメーターが全車に装備され、エコドライブがわかるエコドライブアシスト照明でドライバーにアピール。
メンテナンス情報や燃費スコアを表示することができるTFTマルチインフォメーションディスプレイを採用し、エコドライブに寄与したり、利便性が向上したりしました。
運転席や助手席にインパネドリンクホルダー(掘込み式)、バックドアに電気スイッチ式バックドアオープナーを採用し、利便性や快適性が向上。
新型ミラ イースとアルトの比較について




ミラ イース
ミラ イースのライバル車としてよくアルトが登場することがあります。
そこで、ボディーサイズ、室内空間、エンジンについて、新型ミラ イースとアルトを比較します。
ボディーサイズについては、新型ミラ イース(B)はスズキ アルト(S)と比較して全高は25㎜大きいですが、全長、全幅は同じです。
室内空間については、新型ミラ イース(B)はスズキ アルト(S)と比較して、室内長は105㎜小さく、室内幅は90㎜大きく、室内高は25㎜大きいです。
エンジンについては、新型ミラ イース(B)はスズキ アルト(S)と比較して最高出力は3PS、最大トルクは、0.6kg・m小さいです。
新型ミラ イース(B)はスズキ アルト(S)と比較して、車両重量は同じ、燃費は1.8㎞/l劣っています。
ボディーサイズ(全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1500mm)
室内空間(室内長:1935mm 室内幅:1345mm 室内高:1240mm)
車両重量:650kg
エンジン(最高出力:49ps(36kW)/6800rpm 最大トルク5.8kg・m(57N・m)/5200rpm)
燃費(JC08モード):35.2km/l
ボディーサイズ(全長:3395mm 全幅:1475mm 全高:1475mm)
室内空間(室内長:2040mm 室内幅 1255mm 室内高:1215mm)
車両重量:650kg
エンジン(最高出力:52ps(38kW)/6500rpm 最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/4000rpm)
燃費(JC08モード):37.0km/l
まとめ




新型ミラ イースについてまとめてきました。
フルモデルチェンジで、軽量化したボディーや低燃費のエンジンを採用した新型ミラ イース。
アルトに比べ、動力性能や燃費は若干劣りますが、それでも軽自動車の中ではトップクラスであることは変わりがありません。
この記事がこれから新型ミラ イースの購入を検討している人の参考になれば幸いです。