新車購入前にチェック!新車の値引き方法まとめ

続々と発売される新型車。そろそろ車を買い替えたい、でも最近の車は高い!と感じる方もいらっしゃるでしょう。

新車の購入時には、オプションなどの内容を決めていく商談で、購入価格の値引きを行ってもらうことができます。
ただし、「安くしてください」と言うだけでは、最大の値引きを引き出すのは難しいです。

そこで、新車購入時に最大限の値引きを引き出す方法をご紹介します!

新車の値引き額の相場や最高額は?

まず気になるのは、どれほどの値引きが見込めるかということ。
値引きの最高額=目標金額は購入価格の10%と言われています。

価格帯

値引き相場

値引き最高額目安

~100万円

5~10万円

15万円

~200万円

5~15万円

20万円

~300万円

8~25万円

30万円

300万円~

10~30万円

45万円

軽自動車やコンパクトカーで10~15万円、セダンやワゴンなどの普通車では20~30万円の値引きが目標値です。ただし、300万円以上の車から30万円以上を値引きしてもらうことは非常にまれです。

軽自動車のオプションを含む値引き相場は5~15万円、普通車では8~25万円となっています。
これは購入する時期によってかなり変動するので、「値引きしてもらいやすい時期」を狙うことで最大値を変えることが出来ます。

新車購入時に値引きして貰える項目は?

値引きは以下の項目から行ってもらうことが可能です。

値引きしてもらえる項目

車体本体
オプション品
代行費用
提携サービスへの加入

1つめの車体本体の値引きはあまり高くは見込めません。車体価格の5%ほど引いてもらえれば良い方でしょう。

値引きのメインは2つめのオプション品にあります。「ドアバイザーとフロアマットをおまけしてもらう」というのはよくある話ですが、カタログを見るとこれだけでも3万円ほど引いてもらっていることがわかります。さらに高額オプションであるカーナビやサンルーフ、本革シートなどを盛り込んでいくことで値引きにつなげやすくなります。

3つめの代行費用は、ナンバーの登録などの諸手続きに対する費用です。自分で車庫証明を取得するなどで節約することができます。「自分でやるからその分安くしてほしい」というのが大前提となります。

4つめの提携サービスへの加入とは、ディーラーなどの販売店が提携している自動車保険やクレジットカードを利用するということです。任意保険やローン支払いなどを購入時にまとめて申し込めるので、こちら側も手続きが楽になります。

販売店は提携サービス会社からインセンティブを受け取ることが出来るので、「ほかの自動車保険からそちらに乗り換えるからもう少し車体を安くしてもらえるか」という交渉材料として使うことができます。

これらの「値引きに繋がるアイテム」を利用して商談を進めていきましょう。

新車の値引きを引き出すコツ5選を伝授!

新車購入時に値引きに繋げることが出来るポイントをご紹介してきました。ここからは最大限に値引きをしてもらうためのコツをお伝えしていきます。

最大限の値引きを引き出す5つのコツ
1. 営業マンを紹介してもらう
2. 購入時期を考える
3. オプションをつけて値引きを増やす
4. 他店見積もりで比較材料をつくる
5. 「今日決める」というワードを使う

交渉を行うための「基盤作り」のような内容です。
それぞれ解説していきます。

①営業マンを紹介してもらう

購入したい車のディーラーに、営業マンの知り合いがいるという方はもちろんその方に購入希望を伝えるでしょう。ディーラーの知り合いがいないという方でも、そのメーカーの車に乗っている上司や同僚、友人はいらっしゃいますよね。

まずはそのディーラーの営業マンを紹介してもらいましょう。購入した時の担当者に限らず、普段点検や車検をお願いしているディーラーがある方からでもかまいません。

お店に伺う前に「○○さんから紹介されまして、そちらで車を購入したいのですが…」と来店予約を取るようなイメージで連絡を入れておくと良いでしょう。

②購入時期を考える

値引き相場には変動があるというお話をしましたとおり、購入時期はかなり金額に影響します。
1年を通して値引きは行われていますが、その中でも狙い目となる時期は以下の時期です。

狙い目となる時期

1. 1~3月 決算前
2. 8~9月 半期決算前
3. 11~1月 冬ボーナス・年末商戦
4. 7~8月 夏ボーナス

この時期は、キャンペーンやセールも頻繁に行われており、「1台でも多く実績を積みたい」「売れる時期に売っておきたい」という企業側の動きにより、値引きをしてもらいやすくなっています。

買う側からみて最もお得と言えるのは2~3月です。まず、各社の決算セールが行われているので値引きが引き出しやすくなっています。さらに、普通車の場合は毎年発生する自動車税が月割になることから、2~3月に購入すれば購入代金に含まれる自動車税を抑えることが出来るのです。
ですから決算セールに合わせて購入するのが1番お得と言えます。

③オプションを付けて値引きを増やす

こちらも前述のとおりですが、車体そのものからの値引きよりもオプション品を値引きの元として活用していきましょう。

ドアバイザーとフロアマットの値引きはもちろんですが、シートカバーやカーナビなど様々なオプションを組み合わせ、「これもつけるからもう少し安く・・・」という交渉にもって行きます。

当然ですが、オプションをつけるということは支払い総額も上がるということですので、つけまくってしまえばその分購入金額は高くなってしまいます。値引き額が大きくなろうと、値引き額を大幅に超える使わないオプションをつけたのでは意味がありません。

カーナビやドライブレコーダーなど、メーカーオプションで設定がある商品をディーラーオプションから選択する代わりに値引きをしてもらうなどの方法を取りましょう。

④他店見積もりで比較材料をつくる

他店での見積もりを取り、「この金額よりも○万円安かったらなぁ」という落としどころを作る方法です。この「他店」というのは、他の会社が運営しているディーラー、サブディーラーなどです。

どの車種にも、ライバルと呼ばれる他社メーカーの車種が存在します。スズキのワゴンRならダイハツのムーヴ、ホンダのステップワゴンなら日産のセレナなどです。

他店との比較というと、この「ライバル車種との比較」と考えられる方が多い傾向にあるのですが、実はこれは無意味。というのも、たとえば「ワゴンRにはハイブリッドがついていてこの値段だから、ムーヴをもっと安くして!」といっても、ムーヴにハイブリッドをつけられるわけではないですし、「ハイブリッドシステムと妥当な値引き額」というのは明確に決められるものではないからです。

ライバル車種との機能差を引き合いに出す方法は、いわば営業マンにとって「どうしようもできないことにをどうにかしようとされている」と思われても仕方ありません。その結果、納得のいく価格交渉にはならないことがほとんどです。

ですから、同じ車種を違う店舗で競合させるのです。神奈川○○が運営するディーラーA店の見積もりを持って、東京○○が運営するディーラーB店に行き、A店より安く出来るか、という交渉をします。同じ車種の見積もりなので比較がしやすく、1台でも多く自分の店の利益・自分の成績につなげたいからと頑張ってもらいやすくなります。

比較対象を作るときは、他メーカーのライバル車種ではなく、他社の同車種で行いましょう。

⑤「今日決める」というワードを使う

営業マンを本気にさせる言葉が「今日決める」です。見積もりというのは有効期限が短く、さらに大きな金額を値引くには当日に決めなくてはいけないというのが多いです。

絶対にその車種を買うと決めている場合は、商談の終わりかけのタイミングで「今日決めるからあともう少し引いてもらえないか」というように使えます。

「今日決める」ことがわかっているお客様相手であれば、お店側も「今日決めてくれるのであと○万円・・・」と上司や本部への承認をもらいに行きやすくなりますので、ぜひ活用してみてください。

新車を安く買うなら下取りではなく売却を!

今の愛車を手放して次の車を新車購入する場合、ディーラーへの下取りで済まそうと考えてはいませんか?ディーラーの下取り査定額は結構あいまいで、下取り価格と値引き価格を操作されることも少なくありません。

たとえば、新車値引きを20万行った場合、下取り価格100万円のはずの車体の査定が80万円になって、合計で100万円を新車から値引くというようなイメージです。

愛車を手放す際に売却をすれば、下取り価格との差分だけお得に新車を購入できたことになります。ディーラーでは新車の値引きのみを交渉し、愛車の売却は中古車買取業者に任せるのが一番です。

新車購入の値引き方法まとめ

coin stacks in front of car

新車購入時の値引き方法についてご紹介しました。
最後に内容をまとめておきましょう。

新車購入時の値引き方法まとめ

値引きの目標額は購入価格の10%
オプションの購入や提携サービスへの加入を値引きにつなげよう
値引きしてもらいやすい時期を狙おう
他社の見積もりを持っていくときは同じ車種のものを持っていこう
下取りは使用せず、中古車買取業者に売却しよう

新車購入は人生で頻繁にあるイベントではありません。さらに高額商品のため、価格交渉は緊張してしまう方も多いでしょう。ですが、来店前の準備を整えること、当日は落ち着いて営業マンと話していくことで自然と値引きにつながっていきます。

営業マンも人間ですから、横柄な態度は禁物。特にディーラーの営業マンは、定期点検や車検の案内、アフターサービスの一環でお客様への連絡や来店予約などの顧客管理も任される立場です。「この人に自分から車を買ってもらいたい」と思ってもらえるような真摯な態度で商談に臨んでいれば問題はありません。

少しでも安く買いたいというのは誰でも思うこと、売る側もそれを理解しています。
営業マンを味方につけて、納得のいく価格で新車を購入できるよう、向き合ってきてくださいね。