絶大なる人気を誇るセレナ、ファミリーカーとしての地位は不動と考える人は少なくありません。
今回、NISMOならではのチューニングがセレナに施されることで、ミニバンを超越した走りやデザインに仕上がったので、ノア Si GR SPORTとの比較を交え、ご紹介します。
目次
「セレナNISMO」のオリジナル・デザインやボディーカラーについて

「セレナNISMO」には、NISMOのイメージカラーであるレッドが随所に使われています。
例えば、レッドラインをエアロパーツやドアミラー、レッドセンターマークやレッドステッチをステアリング、レッドフィニッシャーをメーターなどに採用することで、NISMOらしさを強調し、質感も向上。
NISMOのデザインを活かすボディーカラーは7つ用意されており、
- ブリリアントシルバー(M)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン、
- ダークメタルグレー(M)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン、
- ガーネットレッド(CP)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン、
- ブリリアントホワイトパール(3P)、
- ダイヤモンドブラック(P)、
- ダークメタルグレー(M)、
- ブリリアントホワイトパール(3P)/ダイヤモンドブラック(P)2トーン




多彩なボディーカラーが、選ぶ喜びを与えてくれますね。
「セレナNISMO」の進化したエアロダイナミクスについて




レース活動からフィードバックされたエアロダイナミクスによって「セレナNISMO」はダウンフォースが高められました。従来からあるNISMOのデザインを活かしつつ、NISSAN GT-R(SUPER GT仕様)の実績をフィードバックし開発したフロントグリル、フロントバンパー、リヤスポイラーを装着。
これらのパーツによって、大きなダウンフォースを発生させることでタイヤの接地性が良くなり、安定した走りを実現させました。デザインと機能が両立しているエクステリアパーツが満載という感じで、所有する喜びが感じられますね。
「セレナNISMO」のより高められた走りについて




セレナNISMO」には、POTENZA Adrenalin RE003(205/50R17タイヤ)や専用サスペンションなどを採用することで、ミニバン特有のふらつきを抑えつつ、優れたハンドリングと快適性を両立。
フロントクロスバーをはじめ全9カ所を補強し高剛性なボディーに仕上げることにより、ボディーに発生するねじれを抑え、ハンドル操作に対して車体がリニアなレスポンスを示すようなりました。
NISMO専用車速感応式電動パワーステアリングを採用することでハンドリングも向上。
更に、運転手が要求する加速性能を実現するために、専用のチューニングを施したコンピューターやマフラーを採用しました。このようなことから、街乗りでの発進や追い越し時の加速、高速での合流などで、思い通りの走りが可能となりました。
ノーマルのセレナと比較して、走りに徹したパーツなどが多数採用され、かなり走行性能が向上しているようなので、期待度大ですね。
「セレナNISMO」とノア Si GR SPORTのボディーなどの比較について




セレナとノアは競合車として紹介することが多いので、「セレナNISMO」とノア Si GR SPORTのボディー、室内空間、エンジンなどを比較します。
ボディーに関しては「セレナNISMO」はノア Si GR SPORTと比べ、
全長は10mm、全幅は5mm、全高は40mm大きいです。
室内空間に関しては「セレナNISMO」はノア Si GR SPORTと比べ、
室内長は240mm、室内幅は5mm大きく、室内高は同じとなっています。
車両重量に関しては「セレナNISMO」はノア Si GR SPORTと比べ、100k重いです。
エンジンに関しては、「セレナNISMO」はノア Si GR SPORTと比べ、
最高出力は2PS小さく、最大トルクは0.7kg・m大きいです。
ボディー:(全長:4805mm 全幅:1740mm 全高:1850mm)
室内空間:(室内長:3170mm 室内幅:1545mm 室内高:1400mm)
車両重量:1720kg
エンジン:(最高出力:150ps(110kW)/6000rpm
最大トルク:20.4kg・m(200N・m)/4400rpm)
ボディー:(全長:4795mm 全幅:1735mm 全高:1810mm)
室内空間:(室内長:2930mm 室内幅:1540mm 室内高:1400mm)
車両重量:1620kg
エンジン:(最高出力:152ps(112kW)/6100rpm
最大トルク:19.7kg・m(193N・m)/3800rpm)
「セレナNISMO」はノア Si GR SPORTと比べ、エンジンパワーは同等で、室内空間は広いですが、車両重量は重いです。
まとめ




「セレナNISMO」についてまとめてきましたが、NISMOらしいレッドを使ったエクスステリアやインテリアに仕上がっており、優れたエアロダイナミクスも素晴らしいですね。
ボディーをはじめ、サスペンション、ステアリング、コンピューターなどにチューニングが施され、NISMOの本気が感じられますね。
ノア Si GR SPORTと比べても、室内空間は広くゆったり乗車できそうですね。
この記事が、これから「セレナNISMO」の購入を検討する人の参考になれば幸いです。