アウディから見えてきた次世代車の未来

もし、ゲームの世界が現実になったら…

このようなことは誰しもが思い描く夢です。

ゲームの世界に登場した車を現実に実車化した自動車メーカーがあるのです。

それは、Audi

Audiはゲームの世界で描いた車を実際に作り、走行できるようにしました。

それが、Audi e-tron Vision Gran Turismo

世界に一台しか存在ないワンオフで制作されたモデルです。

あの有名なPlayStation4のゲーム「グランツーリスモ」

グランツーリスモで描かれていたAudi e-tron Vision Gran Turismoの実車を見ることと走行場面を見ることができました。

2018年8月4日と5日富士スピードウェイにてAudi e-tron Vision Gran Turismo日本初展示が行われました。

もちろん、この車が日本に上陸するのも初めてです。
さらに8月4日17:20から富士スピードウェイのコースを走行しました。

ドライバーはブノワ·トレルイエ選手です。
彼はAudiワークスドライバーでもあり、レーシングドライバーでもあります。

助手席に乗ったのは、タレントの篠田麻里子さん。

篠田麻里子さんは日本人で唯一Audi e-tron Vision Gran Turismoに乗った歴史的人物になりました。

日本で走行するのはおそらく、今回が最初で最後だろうと、Audiブーススタッフは言っていました。それほど、貴重な車であり、貴重な走行でありました。

Audi e-tron Vision Gran Turismoについて、

スペックは、
全長:5,132mm
全幅:1,980mm
全高:1,214mm
ホイールベース:2,825mm
重量:1,450kg
駆動方式:フルタイム4WD
0-100km/h:2.5秒以下

というモンスターマシンです。

このモンスターマシンは、電気自動車であるというのが驚きです。
電気自動車であるため、走っているときの音は、タイヤの音と風切り音のみ。

従来のエンジンを搭載した車とは音が全く違い、何とも不思議な感覚でした。

600kWを発生するモーターを搭載し、環境にも考慮した100%電気で走行するスポーツカーです。

現在、自動車業界は変革期を迎えています。それは、動力源の変化です。

今のところ、内燃機関いわゆるエンジンを搭載した車が大半を占めていますが、

 

  • ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドカー
  • ハイブリッドカーをベースにバッテリー容量を増やし、充電もでき、モーターのみで走行する距離を伸ばしたプラグインハイブリッドカー
  • 水素を動力源とした燃料電池車
  • 大容量バッテリーを搭載した電気自動車

 

と多くの次世代車が混在しています。

このような次世代車の中でも、多く認知され、普及が進み、注目されているのが電気自動車です。

現在、電気自動車を市販しているのは、アメリカのテスラが大手でしょう。

テスラは電気自動車のみ販売している世界で唯一の自動車メーカーです。

日本ではまだ馴染みのないテスラですが、アメリカや中東では売れている自動車メーカーです。
テスラは電気自動車ならではの特性を活かした車を作っています。

電気自動車の特性とは、大きい容量を取る、エンジン、冷却システム、トランスミッションなどを必要としないのが特徴。

よって、デザインの自由度の高さ、室内空間や荷室空間の確保、バッテリーの形状や搭載位置により低重心化、静寂性など電気自動車の魅力を活かした車を作っています。

タブレットのような大型画面ナビを搭載していて、直感的に操作ができます。

また、コンピュータのように電子化された車であるため、スマートフォンのアプリのようにメーカーから送られてきた情報を車でダウンロードすると車のアップデートがされます。

このような機能も電気自動車や電子化された車ならではの強みと言えるでしょう。

その他の多くの自動車メーカーはハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカーと電気自動車を併売している状況です。

ですが、今後はハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカーを販売しているメーカーも電気モーターを搭載した自動車の販売台数増加へとシフトしていく指標を明示しています。

 

事実、充電設備の数は増えており、最近では高速道路のサービスエリア、コンビニ、ホームセンター、大型ショッピングモール、カーディーラーなど少なからず、日本であれば、どこへ行くとしても困らないほどの充電設備があります。

 

また、充電設備は年々増えています。

2018年5月時点では約29,500基ほどあります。(日産自動車ホームページより)(2018.08.07最終アクセス)

このことからも電気自動車を充電するのには困ることのない現状です。

電気自動車を使う上で困ることは、航続距離と充電時間でしょう。

このような問題点も技術の進化と共に変化してきています。

まず、航続距離に関しては、バッテリーの進歩により、日産リーフで400km(カタログ数値)走れるほど距離が延びています。

次に、充電時間についてですが、急速充電設備も増えてきているため、約30分で約80%(参考:日産自動車)充電できるほどにまで進歩してきています。

レストランやサービスエリアでご飯を食べている間にほぼ充電が完了してしまうということですね。

さらに、ワイヤレス充電の技術開発も各自動車メーカーは進めています。

将来的には、自宅のガレージに車を停めるだけで、充電が開始され、朝には充電が完了しているというコンセプトまで出てきています。

まるで、携帯電話のおくだけ充電のように車も充電できる世の中が現実になろうとしているのです。

ですので、充電の問題点も日々改善していると言えます。

 

内燃機関つまりエンジン車からハイブリッドカーへ、ハイブリッドカーからプラグインハイブリッドカーへ、プラグインハイブリッドカーから電気自動車へ、自動車は変化しています。

このような変化からも、今後を担う次世代車は電気自動車が濃厚だと筆者は考えています。

ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、テスラモーターズ、アウディ e-tron ビジョン グランツーリスモ、それぞれの次世代車から電気自動車の可能性と未来が見えてきますね。

今後、このような次世代車はさらに進化していくと考えられます。

今現在でも、ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、電気自動車を乗ることはできます。

特に、環境と走り、静寂性の良さが際立つ電気自動車はおすすめです。

ぜひ、電気自動車を見て、触れて、乗って、良さを知り、次世代の車を感じてもらいたいと思います。